都会ながらローカル感満載 鶴見線乗りつぶし
今週に鶴見線全線完乗を達成したので色々と所感を…。
鶴見線自体はテレ朝深夜のお馴染み「タモリ倶楽部」で3年程前に取り上げられて以来、いつかは行かないと…と思っていたが 重い腰を上げ乗りつぶしをした。
路線図
恐らく午後の浜川崎からなら浜川崎→海芝浦→扇町→大川の順が最も効率よく回れる。しかし海芝浦と言えば夕焼け!このルートだと真っ昼間なので景色は短調か。(冬至ならチャンスあり?)
皆さんご存知の通り、海芝浦駅は東芝社員の方のみが駅外に立ち入られる。しかし東芝が工場の敷地の一部を公園(海芝公園)として整備し一般開放しているため、駅の他にも公園を楽しむことができる。ベンチも多数あるようなので夕焼けデートスポットとして優秀…
鶴見線 海芝浦駅
続いては大川支線。ここは日中に列車がなく川崎市ながら難攻不落のローカル感が満載。始めのイメージでは閑古鳥が鳴いている印象があったが 実際、工場の労働者の方や鉄道ファンで活気を感じた。大川駅始発鶴見駅行の電車は大川発車の時点で立席が発生していた。
国道駅。第二次世界大戦中 米軍の機銃掃射による銃痕の残る駅。この駅はまるで時間の止まった錯覚になる。まさに昭和。
今回は他にも浅野駅に途中下車。浅野には猫が二匹。栄養状態も良く また去勢・避妊の印として耳がカットされていた。近隣住民が地域猫として大切に世話をしているのだろう。
鶴見線 浅野駅
駅に一つ一つのキャラクターあり。
東京から25分の好立地にも拘らず絶妙なローカル感を味わえる路線はなかなか存在しないのではないか。一つ一つの駅に色があり、次回は全駅降車にも挑戦したい。乗りつぶしではなく単純に暇つぶしとしても訪れる価値は十分にあると感じ 帰路についた。